文平の病気
肝臓の障害・黄疸
フクモモとアガリクス

2005/05


5月2日
ほとんど何も食べない。いくらでも食べたミルワームも1匹が限度。
エンシュアも果汁のジュースもダメ。
唾(つば)しか舐めないので、口にメープルシロップや蜂蜜を含んで口移しにする。
そうしないと低血糖が怖い。
ハイビタは注射器でやっているが、アガリクスは口移しにする。
5月5日
大好きなコーンも冷凍物しかないのでやはりダメ。
しかし、焼き芋を少しかじった。
ハイビタは朝晩の2回一滴ずつ、
アガリクスも朝晩2回耳掻き5杯(0.065g)ずつ口に含んで与える。(一日0.13g)
実際に文平の体に取り込まれたアガリクスの量は曖昧になっている。
ただ連休中のため一日に何度も遣ることが出来た。
5月6日
リンゴ8切れ食べる\(*T▽T*)/
最近リンゴなぞ見向きもしなかったのに!
ハイビタをやる時に抵抗するが、その力を少しだけ感じる。
5月7日
寝たきりだったのに朝、ケージの中を少しだがグルグル回った。
リンゴのほかにチェリーも食べている。
薬のときの嫌がる抵抗力が少し戻ってきた。
5月8日
冷凍のコーンも食べた。
抵抗力も手が傷になるくらいに強くなってきた。
しかし走る感じはまだポソポソという感じ。
5月9日
オシッコの黄色さが無くなって来た。
が、鼻の色は黄色いままと言うか肌色で黄疸の黄色さではない。
おそらく貧血の状態に見える。
次第に改善されるのではないかと期待する。
5月11日
しばらくぶりに体重を測ったら100g、少し増えた。
4/6神戸で96g、連休前で94gだったから。
5月12日
案の定、鼻の色が良くなってきた。
少し動くと鼻に赤みがさしてきてはいたが、最初から少し赤い。
手の色も赤みがでてきたが耳の色はまだ悪い。
抜け毛はまだあるが減ってきている。
掴まる力が増えてきた。
布団でなくセーターにいる、上に上がる力が出て来たのか?
近日寒い(朝12〜13度)ので季節的なものは割り引く。
ケージから出すときの感じも
腕から滑り落ちるのではないかと言う感じが少し減った。(本人はまだ心配そう)
布団に上がるのも楽そうになって来た。
アガリクスが濃いと舐めるのを嫌がるようになってきた。
5月15日
寝起きから鼻の赤いのが分かるようになった。
しかし体重が90gになっている。
走る音もぽそぽそした感じからチャッチャッとした感じに戻ってきた。
短い距離はジャンプするようになった。
困ったもので相変わらず薬は嫌がる。
5月18日
ここ数日体重が86gまで落ちている。
しかし、随分回復してきているように感じるが、
毛並みも一時期に比べれば良くなったとは言うものの
そんなに良い訳ではないし、しっぽもオシッコで濡れていたりする。
しかし薬をやるときの抵抗力は全盛期の3/4までにはなっている。
5月19日
体重89gに増えた。
体重の減少が底を打ったかもしれない。
このまま回復に転じてもらいたい。
餌はよく食べるようになった。
体に良い悪いは別にして食べるものは何でもやって
太らせないといけないということでミルワームをやっている。
今日は15匹のうち13匹を食べた。

情けない事にデンデンも体調は崩さないものの鼻が黄色くなっているので
これにもアガリクスをやっている。
幸い文平ほど好き嫌いがないので少量のエンシュアに振りかけて舐めさせている。
回復しているようにも見えるがはっきりとはしない。
5月24日
体重90g変らず。
元気になったせい?かアガリクスが濃いとすごく嫌がるようになった。
ハイビタも薄め方を少しにして少し口の奥に入れてやるが肺に入るのが心配。
5月26日
毛並みは今ひとつだが抜け毛はほとんどなくなった。
しかし両アゴのハゲは改善されない。

具合が悪くなって文平の胸の臭腺がしぼんでしまった。
前は直径3ミリくらいのイボ状になっていたが1ミリくらいのカサカサになった。
これは全くの余談だが:
うちの連中は各々のケージに分けているが、文平が親分だと思っているのかもしれない。
と言うのは、1匹ずつ部屋に遊びに出すけれど皆おなじ所で寝ている。
これは時々場所が変るが、その時最初に場所を変えるのは必ず文平で、
文平が変えたら必ず皆が変える。
フクモモは集団で暮らすがその中の長がマーキングの権限をもっているという。
だからデンデンは普通の臭腺で文平は大きく臭腺が発達したのかもしれない。
それにデンデンは脱走したら必ず文平にケンカを売りにいくしね。
これは自然のフクモモの複数のオスがいる集団で調べてみないと分からない事だけど。

5月30日
体重89g
鼻の色は安定して赤くなった。
オシッコの色は少しだけ黄色い。

アガリクスの2袋目が終わる。
33日で10g(2袋)だから一日あたり0.3g、文平とデンとあと餌に掛けたりしたから
文平とデンデンには一日0.1g弱ずつやっているはず。
(人間の量から換算してフクモモは一日0.03g)
フクモモへの適量は分からないが人間に対する量から比較すると
2〜3倍の量をやったことになる。
5月31日
夜、文平のお腹を触ると、みぞおちの辺りに小指の先くらいの碁石のようなしこりがある。
左の脇腹にももう少し大きめのしこりがある。
暗い気持ちになった。
しかし、鼻の先なぞザクロのように赤いし手の色も悪くないし…。
アゴのはげはまだ良くなる気配はないけど。
良い方に考えると、お腹の中の腫れ物が小さくなったのではないか?
しこりはつまめるくらいの感触である。
以前の文平のお腹は全体に張っていてかなり硬かったが柔らかくなっている。
4月頃の硬いお腹では今のしこりをつまむことはできなかった。
予断は許さないが良くなっている可能性もある。
付記
もしこの記事を見て自分でもやってみようとする人がいたとき、
耳掻き1杯とか曖昧な数字では困るので実際の耳掻き1杯の量を出してみた。

分かりにくいが耳掻きの写真。
実はステンレスの薬用のさじ。

  近所のスーパーで買って来た小分けのカップ。
  多分お弁当に入れたりするのかな?


 カップをスケールに載せるとちょうど1g。
 これにアガリクスを1杯づつ入れていく。
 (ここで目盛りを0に出来るが混乱するのでその機能は使わない)

 
 このスケールは0.1gを量るがその数字は四捨五入されるはず。
 だから1.5gが表示されると実際の重さは1.45g〜1.54gの間にあると思われる。
10杯入れてみた。 50杯目 76杯目で2gの表示。 100杯目。
杯数 表示 アガリクス(g) 1杯当たりの平均(g) 1杯当たりの平均の平均(g)
30 1.4 0.4 0.0133 ≒0.013g
40 1.5 0.5 0.0125
50 1.7 0.7 0.0140
60 1.8 0.8 0.0133
70 1.9 0.9 0.0129
76 2.0 1.0 0.0132
80 2.0 1.0 0.0125
90 2.1 1.1 0.0122
100 2.3 1.3 0.0130
アガリクスをすくう度に微妙に量は違うのでこれ以上細かい数字を出しても仕方ない。
で、耳掻き1杯は約0.013gということになる。
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