お祭りのペットくじで貰ったうずらが一晩で死んでがっかりしていた時、なにかちゃんと飼ってみたいと思いました。 平成7年の夏の出来事でした。
生き物飼いたい→そう言えばモモンガって何?→モモンガ=珍しい=飼うと目立つ=ペットショップに行く、という訳で、いました…、モモンガが…、巣の中に入ったきりで良く分からないけど…。
生き物を飼うのはたいへん勇気のいることですが、思い切って買ってきました。一匹28.000円で、つがいでもらった後、ケージとか他の物とかで6万円ちょっとぐらいに安くしてもらったと思います。
うちに帰ってケージに入れようとすると、ずいぶんな勢いで怒ります。それになぜか模様?があります、モモンガってこんなじゃないよね?。本やテレビで見たのとは違います。「そうか、子供だからか…」
かわいいのはかわいいけど、本当にモモンガなのか怪しい気持ちで餌をやりました。でも、名前はつけました、オスがトトリでメスがモモリです。
しばらくたってペットの雑誌を買ってきてみると、うちのモモンガもどきの写真がのっていました。なんでも「フクロモモンガ」と言う正真正銘のモモンガの種類だと書いてあります。
安心しました。
しかし、有袋類だと書いてあります、「なるほど、カンガルーか…」って、どうやって飼うの、何を食べるの?。
小動物だ、エキゾチックペットの飼い方だの本を買ってきても、おまけかついでかひどいのになると、フクロモモンガというのもいます、ぐらいにしかのっていません。
考えてみると、近所に県立図書館がありました。まだネットのない頃ですから、パソコンに触ったこともない私は図書カードを一生懸命めくりましたが、フクロモモンガなんてありません。
ウロウロしていると見つけました、動物図鑑です。見たことのある顔の写真が載っています、でも英語の本でした。
辞書で熱が出そうな一週間、怪しい翻訳が出来上がりました。
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