飼ってみて分かった事 2007改訂
 うるさ〜い!
買って帰ってかごに移すのにそりゃもう大騒ぎ(人もフクモモも)。
クマゼミが早回しで鳴いたような声で思いっきり威嚇します。
(クマゼミを手で持ったことがありますか?)
噛まれないように皮手袋が必要です。

やっと落ち着いて静かになったと思ったら、
今度は「アンアン」と子犬のような声で鳴きます。

どうやら仲間を呼んでいるようです。
放っておくと一時間くらい鳴き続ける事もあります。
そんな時は明るくすると静かになりますがちょっと可哀想です。
馴れている仔ならかまってやるのが一番です。
 
余り臭くない
当たり前ですが掃除しなけりゃ人間でも臭くなります。
フクモモの場合は週に一回くらいで掃除をすればほとんど気になりません。
とは言え、一日中部屋を閉め切って夕方帰ってくると臭うことがあります。

餌にも関係があるようで煮干などを与えると臭いがきつくなるようです。
かじりま専科など「尿の消臭成分」が入ったものは役に立っているようです。

臭いの原因は、
1:フクモモ自身がマーキングの為に出す臭い。
2:排泄物の臭い。
3:餌が傷んだときに出る臭い。
と三つあります。
2と3は掃除で取り除くことが出来ます、1はシャンプーしかありませんけどお勧めしません。
これは非常に大切なことですが、フクモモは匂いの中で暮らしていますから掃除のしすぎはストレスになります
真新しいケージと巣に入れると二日くらいは落ち着かず、自分の臭いが身の回りについてからやっと落ち着きます。
ですから毎日掃除されてはせっかくつけた臭いがなくなっていつまでたっても不安な毎日を過ごすことになります。
 
臆病
最初はさっぱり巣から出てきません。
動物によっては赤い光が見えないので、部屋を暗くして赤いキャップのついた懐中電灯を「片手に息を殺していました。
すると…出てきました、思うつぼです、可愛くって見事な毛並みをしています。
でも馴れていないので触ることは出来ません。

一週間近くは餌と水の交換の時だけの付き合いにして、環境に慣れるまで静かにしてやるのがいいでしょう。
いくら馴れても明るい所は嫌いで薄暗くないとつきあってくれません。
 
子供が生まれる
つがいで飼うと当たり前の話ですが…。
飼い始めてから四ヶ月ばかりたった秋の日、フクモモのケージの方でシビシビと小さな声がします。
「うわぉ!これってば赤ちゃん?」メスのモモリのお腹に赤裸のベビーが二匹くっついています。
胴の長さが2センチくらいで小さなミミズが丸まったようなシッポがついています。
当然袋に入っている時は母親のお腹が膨らみます。
(普段からお腹を観察していると、膨らんできたらベビーがいることが分かります)
……本には「しょっちゅう覗いてはいけない」と書いてありますが、分かってますそんな事…
しかしこんな滅多にない珍しいことは我慢できませんからついつい覗いていました。
やってしまいました…、一匹外に転がっています、モモリは面倒を看ようとしません。
臭いがついたらいけないので割り箸とティッシュで巣に戻しましたがだめでした。

そして一匹残った仔がメスのピピリでポッコリランドの第一子です。
目も開いてある程度大きくなったある日、両親が馴れていないのに全く威嚇せず手の上を通って腕に登ってきます。
両手で抱いてみてもぜんぜん平気で当たり前の顔をしています。
後から考えるとこんな仔はほとんどいないと思います。
フクモモ界と人間界を結ぶために神様がとても大きなプレゼントを下さいました。
そしてピピリにたくさんたくさんフクモモの事を教わりました。
この運命の出会いがなければポッコリランドはなかったでしょう。
 
里親
二匹の相性ににもよりますが、ベビーが生まれて順調な飼育なら
四ヶ月に一度くらいのペースでベビーが生まれます。
普通二匹ずつ生まれるので里親になってもらう人を探すことになります。

来客の多い家ならベビーを見せてあげましょう。
普段からフクモモを見せてあげておくと飼いたいという人が出てきます。
授乳できるなら授乳するところを見せると大抵の人は飼いたくなります。
携帯に動画や写真を入れておいて宣伝しておくのも効果的です。