馴れてみて分かった事 2007/01改訂
 

● 馴れる馴らすと言う事(本に騙された?)
ペットの飼い方などの本によるとモモンガは触られるのが嫌いな動物だと書いてあります。
最初はお決まりの⇒ケージ越しに手で餌をやる⇒ケージのドアを開けて手で餌をやる⇒手に乗せて餌をやる。
やりました…でも最初のステップで…、だれでも根気よくやるのは苦手です。

そうしているうちに赤ちゃんが生まれました。
珍しいのでしょっちゅう覗いていたら一匹が育児放棄で死んでしまいました。
とても可哀想で辛い思いをしましたが、残った一匹がピピリです。
三十匹以上のベビーを見てきて親から離そうとして威嚇しなかったのはこの仔だけで
当たり前のように手の上に乗っかってきました。
初めてフクモモに触りました!!
最初手のひらに抱いてやるとぷるぷる震えます、どうも怖がっている様子です。
2〜3分たつと落ち着いてきて指をペロペロ舐め始めます。
耳をあてるとプクプク小さな声で言っています、快適のご様子♪
こうして我が家のフクモモは初めて人間に心を開いてくれました。

そして本に書いてあることがやっと理解できました、彼らは匂いで社会を作っていると書いてあった部分です。
家族や友達から非通知で電話があった時その声だけでは本人かどうかすぐには分かりませんが、
出会って顔を見ればすぐ本人と分かります。
同様にフクモモは相手の匂いを感じた瞬間に誰であるかを特定しているようです。
ですから、その仔その仔の匂いは彼らの顔であり衣服であり住まいです、過度の掃除は大変なストレスにつながります。
ポシェットに入れて首から下げて一緒に過ごすのは馴らすためには良い方法です。
(個人的には、ぶつけたり脱走したり車酔いみたいになるんじゃないかと心配で出来ませんでしたけど)

馴らすのに一番良いのは、目が開いた頃に親から離して人口授乳に切り替える方法ですが
これには仕事や学校の都合、家庭の都合などがつかないといけません。
本には目が開いたベビーは夜の間ミルクをやらなくても大丈夫とありますが(恐らく8時間程度か?)
今のところそれだけ開けて授乳した勇気のある人の話を聞きません。
人口授乳にすると普通2〜3日は威嚇しますが以降は馴れます。

もうひとつ、実際にあることですがベタ馴れだった仔が触れないくらい威嚇するようになってしまってそれ以来触れないということがありました。
3件くらい話を聞いたことがあります。
個人的な経験から想像するのですが、フクモモを見ていると仲間同士でマーキングしあっていますが
このとき順列を決めているのだと思います。
はっきりとはしませんがアゴにポイントがあるように感じます、オスはメスのアゴに頭を擦り付けてマーキングをしますが
茶太郎とかオスを育てていると、小さい頃はアゴを撫でさせる事に平気ですがある時期にアゴを撫でてやろうとすると嫌がることがあります。
恐らくこの時期、自我が芽生えるのか相手を自分より格下にしようとしてアゴを撫でられることに抵抗しているように感じます。
ですから嫌がる茶太郎のアゴにムリヤリ自分(飼い主)の鼻をこすり付けて「お前のほうが子分だよ」と言い聞かせてきました。
その甲斐あって?今でもアゴを撫でてやるとぷくぷく喜んでいます。
「チッ!」と言う程度の嫌がり方でひるんではいけません。
こういったことが原因で触れないくらい馴れなくなってしまった仔ができてしまう気がします。
 

● 夜行性なのに
夜行性とは「日没から日の出までの夜間に活動する」ことだと誰もが識っています。
しかしペットであるフクモモの夜行性は違って、部屋の灯りが消えてからが活動時間です。
「夜更かしする人に最適のペット」とかすぐに言われますが少々事情は違います。
うちの場合は夜10時ごろ起き出して翌日の正午頃に休みます、明け方が一番元気な時間です。
但しベビーの頃は時間に関係なくかまってくれといいます。

もうひとつ夜行性であることをポイントに考えないといけないのは
いくら人に馴れても明るい場所は嫌いで、すぐに暗いところに逃げ込もうとします。
これは遊んでやる時にも気を遣ってやるべき事ですが、
これから馴らそうとしている時期、なにかと接する場合に一番気をつけないといけない事です。
 

● じゃれる
びっくりしますがまるでネコのようにじゃれます。
ある日ショップにネコジャラシがあったので取りあえず買って来て目の前で振ってみると
猛然と飛びかかって来ます、「なんで??」と不思議な気持ちになりました。
植物食だけでなく昆虫に限らず小動物や小鳥まで捕食する彼らにとって当たり前の行動でした。
その意味ではこの大きさの動物の中ではかなり凶暴な部類に入るはずです。
ハムスターやアメリカモモンガを襲ったこともあるそうですから一緒に飼う方は充分な注意が必要です。
 

● うるさい=表現豊か=フクモモの言葉
馴れた仔と一緒に暮らしていると彼らに何種類もの鳴き声があることに驚きます。
鳴き声のページも参照ください。
ジュワジュワジュワ 怒る(威嚇する)
あの小さい体のどこから出てくるのかというくらい大きい声で鳴きます。
少し気に入らない時は「チッ!」と鳴きますがこの程度は無視しています。
アン アン アン 仲間を呼ぶ
子犬が鳴いているのかと思ってしまいます。
(皆に自分の存在を知らせているという説もあり)
チキチキチキ 注意を促す
ひとつはケンカになりそうな状態で鳴きます。
もうひとつはオスがメスに注意を促す時に鳴きます。
プクプクプク 嬉しい
馴れている仔を撫でてやった時や餌を食べている時に
まるでネコが喉を鳴らすように鳴きます。
プツ…プツ…プツ… 快適
寝ている時など耳を澄ませると聞こえてきます。
前のプクプクの簡易版かも知れませんが。


他にも相手を呼ぶ声がいくつかと、排泄の時の声など
鳴き声が分かるようになると一層関係が親密になってきます。