慣れてみて分かった事
- 慣れる慣らすと言う事(本に騙された?)
ペットの飼い方などの本によると、モモンガは触られるのが嫌いな動物だと書いてあります。
最初は、お決まりの= ケージ越しに手で餌をやる→ ケージなしで手で餌をやる→ 手に乗せて餌をやる
やりました…、 でも最初のステップで…。 だれでも気長にやるのは苦手です。
そうしているうちに赤ちゃんが生まれました。
珍しいので、しょつちゅう覗いていたら一匹親が捨てて死んでしまいました。
とても可哀想でしたが、残った一匹がピピリです。
28匹の赤ちゃんモモンガを見てきて、親から離そうとして触って、威嚇しなかったのはこの仔だけです。
当たり前のように手の上に乗っかってきました。
初めてモモンガに触りました!。
最初、手のひらに抱いてやるとぶるぶる震えます。どうも怖がっているようです。
2〜3分たつと落ち着いて、指をペロペロ舐め始めます。
耳をあてるとプクプク小さな声で言っています。 どうやら快適なようです。
こうして我が家のモモンガは、初めて人間に心を開いてくれました。
そして本に書いてあることが初めて理解できました。 彼らは匂いで社会を作っていると書いてありました。
お父さんやお母さんや友達から、電話が掛かって来た時、相手が名乗らないと「ああ、お母さん?」
と確認します。でも、顔を見たらすぐに分かります。
それと同じように匂いで瞬時に相手を理解するようです。
ですから、ポシェットに入れて首から下げて一緒に過ごす(威嚇されても)のはとても良い方法だと思います。
何と言っても一番いいのは、目が開いたばかりで親から離すことです。
最初は怒りますが2〜3日触っていると親だと思うようです。
- 夜行性なのに
夜行性とは、日が暮れてから活動を始め、日の出前に休むことだと、誰もが知っています。
宵の口7時ぐらいには、籠にしがみついて出してくれと毎日騒いでいました。
ところがリビングに住んでいる彼らには、日暮れは明かりの消える時間だったのです。
本には書いてあります、夜更かしする人にはピッタリのペットです、と。
なるほど、「うちは寝るのが1時2時だから丁度いいや!」 と言う人は、 おめでとうございます。私と同じ目にあいます。
飼い始めて半年もすると明かりの点いている間はずっと寝ています。起こそうとしても無駄です。
今では朝方3時ごろから元気になり5時6時頃が最高潮絶好調です。
眠いのを我慢して、出してやると飛びまくります。
しかし、出してやる部屋は何も家具の置いてない私の寝室です。布団が柔らかいことはすぐ覚えました。
本能とはいえ、とりつかれた様にバンバン飛んできます。面白くつて寝てられません。
…こんな生活、長続きしません…
部屋が沢山あって、汚れてもいい布団を持っている人には、ぜひ飼うことをお勧めします。
但し、2歳ぐらいまではいつでも顔を見ると遊んでくれといいます。
- じゃれる
たまげました。
とても不思議な気持ちになりました。
まるで猫のようにじゃれます。
ある日、遊んでやるつもりで猫じゃらしを買ってきました。
こんなに喜んでもらえるとは思いませんでした。
耳かきの反対側に付いているボンボンがいくつ犠牲になったか。
紐とか小さくて動くものにはまちがい無く、飛びついて来ます。
考えてみたら、昆虫食のある彼らは狩の本能が強いのでしょう。
- うるさい=表現豊か
永いこと彼らと一緒にいると少し言葉が分かるようになります。
怒る(威嚇する)
ジュワジュワジュワとびっくりするくらい大きい声で鳴きます。
遊んでやっていて気に入らないとチツ!と声を出します。
このぐらいでひるんではいけません、もっと遊んでやりましょう。
仲間を呼ぶ
アン アン アン と子犬のような声で鳴きます。
(以上ふた通りは、出会ったその日のうちに聞くことが出来るでしょう。)
注意を促す
これは雄同しをいっしょにしようとして、匂いに慣れさせるため隣に籠を置いたとき、兄にあたる大きい雄が、
隣の籠のほうにしがみついて、チキチキチキと音を出すのを聞きました。これは、英語版のモモンガのビデオに、
喜んでいる声として紹介されていますが、個人的にこれは間違っていると、私は考えています。
うれしい
巣の中で休んでいるときに、指をいれるとペロペロ舐めます。そおゆう時や、
寒いとき部屋の中で遊んでいて、布団に入ってきた時など、撫でてやると
プクプクプクとつぶやくような声を出します。
快適
親から離したばかりの赤ちゃんを、化繊の毛皮の袋の中に入れていますが、そのとき耳を近付けて見ました。
プツ…プツ…プツ…と小さな音を出しています。
大きくなっても注意して聞いていると巣の中で、言っています。
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