フクロモモンガの病気は非常に深刻です。
地方ではまず診ることのできる獣医はいないでしょう。
他の小動物の治療の経験から治療にかかることになりますが、
できれば犬ネコ以外の経験が充分にあって、新しいことに積極的な先生が望ましいです。

ぞのため普段から「健康診断」を名目にミャクのありそうな病院を数軒たずねてみることです。
行く前に電話でいくら位かかるか聞きましょう、料金は3000円〜位だと思います。
診てもらって話をしていると頼りになるかどうか見当がつきますし、
中には不必要な検査を押し付けて法外な料金を請求する悪徳病院が残念ながら存在します。
糞便検査は千円位ですが、それ以外にいきなりレントゲンだとか言い出したら「次の機会に」と
断って、他の病院を廻ってセカンドオピニオンをとりましょう。
用心しないといけない話を書いてしまいましたが、獣医の腕もともかく
気軽に話ができるような信頼のおける人間関係を作ることが重要です。
気に入った病院ができれば、(大きな声では言えませんが夏の暑い盛りにはコンビニでアイスを10コとか
冬の木枯しが舞う時期にはタイ焼きとかを差し入れるとかすると
潤滑な人間関係が作りやすいです。(これが社会です

- 病院を探す -
ポッコリランドのフクロモモンガがお世話になった病院
が近くにあればいいのですが他にも診ることができる先生がいるはずです。

パソコンがあればネットで検索します。
「動物病院」 「動物病院 検索」 でヤフーやグーグルで検索するとヒットします。
夜間であれば 「動物病院 夜間」でもいいでしょう。
とはいえ検索結果から情報を選び出すのも大変です。
近くの犬ネコ病院の名前と電話番号を羅列されても困りますが、
http://www.anicom-page.com/
http://www.animal-hospital-senmon.com/
などでは診療動できる動物が紹介されています。
i タウンページ http://itp.ne.jp/topics/pet/hospital.html
でも一部の病院の診療動物が載っています。
タウンページも使えます。" http://itp.ne.jp/ "

やったことはないのですが携帯からも同様に探すことができると思います。

- 電話する -
「フクロモモンガを診てもらいたいのですが」と電話すると、
1、「診ることができません」
2、「とりあえず連れてきてください」
のどちらかでしょうが、
これをいくつか繰り返してアテになりそうな病院を探すしかないでしょう。
診てくれそうな病院を訊いてみると教えてくれることもあります。

出かける前の電話でどのくらい費用がかかるか聞いておくと安心です。

- 病院に連れていく準備 -
以下のものがあるなら用意しますが、
なければ匂いの着いたものを一緒に入れてやると安心するかもしれません。
暑い寒いが防げるように気をつけてやってください。
給水は必要ですから、できれば好物の果汁や今現在飲めるものを持って出ます。
容器は弁当に入っている金魚の醤油入れみたいなのがやりやすいです。

・移動ケージ
・ペットシーツ
・ポーチ
・使い捨てカイロ(貼れないタイプ)
・厚手の手袋(馴れていない仔を捕まえておく為)
・ティッシュペーパー
・給水器
(状況にもよるが好物の餌)
・移動ケージが入り、通気性のあるバッグ
・メモ用紙・筆記用具

・病院を替えるときは前の病院で出された薬など。

できればですが。
ウンチ(なるべく新しいものをラップに包んで)
オシッコ(採取できれば)
吐いた場合は吐き出したもの。

ケガの場合は
出血などは病院に電話して止血の場所・方法を聞いて応急処置
骨折したみたいなら動きを制限する容器になど、移動時の注意点を確認します。

- 連れて行く -
移動はかなりのストレスになります。
移動時間はマイカーやタクシーなど極力短い事が望ましいですが、
公共交通機関などを使っての場合は、時刻表をしっかりチェックして
乗り継ぎや待ち時間のより少ない方法を選びましょう。

途中で様子を見るときには脱走のことを考えて場所と方法を選んでください。

- 病院では -
待合室でペット自慢をしている想像力の欠落した人を見かけますが、
余計な病気をもらう可能性が極めて高い場所です。
不用意に待合室で出すことは厳禁です。

診察時には飼い主がフクモモを抱いておく(捕まえておく)ことになります。
じっとしていませんから逃げ出したり先生に噛み付いたりしないよう保護して下さい。
但し、強く掴むとチアノーゼを起こしますから、注意して下さい。
ウンチやオシッコを持参した場合、必要ならば検査して頂きましょう。

次の来院日を確認しましょう。

緊急事態になった場合、深夜や休日でも来院が可能かまた、
その際の連絡電話番号など聞いておきましょう。



2007/07/01
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病院を探す・連れて行く

− 緊急でこのページにたどり着いた方へ -
とりあえず深夜でも病院を探して電話して下さい。
(遠方でもかまいません情報がほしいのですから)
そしてとにかく症状を話して「今どうすればよいか」「今何ができるか」相談してください。
保温しろとかポカリなどの機能性飲料を摂らせるべきかなど案内をもらって下さい。