ケージのお掃除


- おそうじポイント -


日頃のお掃除

「ケージのセッティング」のページを参考に
セットしていれば日頃のお掃除はラクチン!
「燃えるゴミ収集日」の前夜に決めておけば
ゴミを保管する手間もはぶけます。

1、餌入れの餌をシートの上に捨て、木片と
  スノコを外し中敷シートを固定してある洗濯
  バサミを外して食べカスやゴミがこぼれない
  ように包み中敷シートを取り除きます。

2、木片のシートの両面が既に汚れている場合は、
  外して新しいシートに取り替え、輪ゴムなどで
  固定します。

3、新しい中敷シートをケージ底面に広げ、3〜4角を
  洗濯バサミで固定します。(木片を置く場合は
  奥の一方は重さで押さえるので洗濯バサミは
  必要ありません。)

4、シートで巻いた木片のきれいな面を上にして
  向って左奥にセットし手前にスノコ・生餌入れ・
  乾燥餌入れをセットして完了です。

スノコを洗う

餌カスや排泄物で汚れたスノコはコマメに
洗いましょう。浸け置きしないと乾いたカスは
落とせません。お風呂の湯船のお湯を取り
替える時、残り湯を使うと便利です。
但し、かなり臭うので、嫌な方はタライに
残り湯を移して浸けるといいでしょう。

1、湯船にスノコの汚れがひどい方を下にして
  (上面が汚れがひどい)浮かせます。
  湯船なら複数枚浮かびますが、タライの
  場合は浮力で浮いてしまうので重しが
  必要です。

2、1時間程浸けたらブラシを使って食べカス
  などを落とします。あとは、シャワーで
  洗い流します。

3、ベランダなど直射日光の当る場所で日光
  消毒も兼ねて日干しにします。

※注意する点
  洗う時、洗剤は使いません。
  夏場は特に臭うので毎日か2日に一度は
  替えましょう。
  カビが生えたり、汚れがひどくなったら
  新しいモノと取り替えましょう。

ケージを洗う

月に1〜2回程度ケージを洗います。
但し、飼い始めて1ヶ月以上経過していない
場合は新しい環境や臭いに慣れていない為
控えましょう。ベビーが生まれている可能性
がある場合はベビーが開眼する頃までは掃
除も含め最小限に控えます。

1、フクロモモンガを別のケージにまたは、
  移動用のキャリーケースなどに移します。
  半日以上の作業になりますから、水・餌・
  保温器(ホカロン)など忘れずにセットし
  ましょう。

2、ケージから餌入れ・ポーチ・藁巣・スノコ・
  保温器・給水器・木片・遊び道具・ペット
  シート・新聞紙など、全て外します。

3、ケージ上部・棚柵・止め具・下受け皿な
  どのいくつかのパーツに分けます。

4、湯船の残り湯に家庭用洗剤を20cc程
  度、溶かします。病気や害虫が発生した
  場合はキッチン用漂白剤をキャップ一杯
  程度さらに溶かします。

5、湯船の底に厚手のゴム製玄関マット
  などを沈めて敷きます。ケージのサビが
  流れ出して湯船の底に付着するのを防
  ぎます。

6、分解したパーツを沈めて浸け置きします。
  残り湯の量が充分浸かる量でなくても
  かまいません。後で、向きを変えて全体
  が浸かれば良いでしょう。

7、1〜2時間程浸けて食べカスや排泄物を
  柔らかくします。全体が沈んで充分に浸
  かった場合は全体の汚れをブラシで落と
  します。全部浸かっていない場合は、
  片面だけブラシで汚れを落とします。
  落としたら反対側を1〜2時間浸け置きし
  、ブラシします。

8、シャワーできれいに洗い流し、使い古しの
  タオルなどで、大たいの水気を取ります。

9、ベランダなどで、日光消毒も兼ねて日干し
  にします。充分に水分が乾ききるようにし
  たいので、天気予報で良く晴れる日を選ん
  で行いましょう。


★ケージを洗うことが難しい場合★

ケージの大きさや環境で洗浄が難しい場合は、
「ケージの拭き掃除」で済ませましょう。
これでも充分にケージを清潔に保つ事ができます。
妊娠中の母親がいたり、病気の仔が居る場合などで、
どうしてもケージの洗浄が必要な時は短時間で済ませる
事が出来るのでお勧めです。

用意するもの
レジャーシート・バケツ・使い古しのハブラシ・カップ・
スポンジ・ブラシ洗濯バサミ・厚手のキッチンペーパー
空になったスプレー容器

1、ケージから餌入れ、藁のツボ巣、ポーチ、遊び
  道具、スノコ、木片などを出します。

2、ケージの外側を厚手のキッチンペーパーでカバー
  し、洗濯バサミで止めます。ペットシートをしている
  場合はシートの無い部分をカバーします。

3、スプレー容器に水を入れ、ケージの内側から柵に
  吹き付けます。皮膚病などの皮膚疾患がある場合
  は、100倍〜300倍に薄めた漂白剤液または
  オスバン液などで消毒をすることをお勧めします。

4、扉や横柵は食べカスや糞などが付着しやすいので、
  使い古しのコーヒカップにお湯またはぬるま湯を入れ、
  使い古しの歯ブラシに含ませてこすって落とします。

5、スプレーしてしばらく放置したら、スポンジでケージの
  汚れを落とします。スチールスポンジはメッキを剥が
  れてしまうので、避けましょう。

7、キッチンペーパーを外し、しぼった雑巾で1〜2回内側と
  外側を良く拭きます。ケージ用の雑巾を決めておくと良
  いでしょう。

8、出来れば、日光消毒も兼ねてベランダや窓辺で干しま
  しょう。

9、新しいペットシートを設置し、藁巣、ポーチ、スノコ、
  木片、餌入れ、遊び道具などを戻し、お掃除完了です。

●ワンポイントアドバイス●
時間が経ってしまった餌の食べカスや糞は水分をしっかり
含ませないと落とせません。お湯かぬるま湯で少し時間を
置いて落とすと楽に落とせます。
サビてしまった部分はスチールスポンンジで落としましょう。



2007/07
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