広島から伊豆に引っ越して1年1ヶ月半が過ぎました。 ポッコリランドHPは閉鎖したわけではありませんが「フクロモモンガ」が急速にコンパニオンアニマルとして日本中で飼われるようになり、沢山の飼い主さんがHPを立ち上げて下さっているので、ポッコリランドのお役目も果たせたかなと思う今日この頃のままです。
京都のぽんたな家からお嫁に来てくれ、デンデンの忘れ形見の茶太郎と幸を生んでくれた小梅が17日に天使になって帰って行きました。 昨年、お腹に腫瘍が見つかり全摘出は無理かもしれないとEPC(エキゾチックペットクリニック)の霍野先生から宣告され手術に臨みました。お陰さまで全摘出に成功し、術後の経過も順調で薬だけは3日に一度のペースで与えていました。 しかし摘出した腫瘍の病理検査の結果は悪性との事で転移している可能性も指摘されました。 食欲と元気はあったのですが、7月の終わり頃にお腹の張りが気になり、8月にはお腹全体に硬い幕が張った感じがありました。その後9月には逆にお腹が柔らかくなたのですが、10月に入ると飛幕がダランと垂れて歩くときに何度か踏んでいる状態でした。ただあいかわらず元気と食欲は良くて遊びに出すと部屋の壁を一周マーキングしていました。 お腹の中の状態はわかりませんでしたがシロウトの私でも治療や手術は無理なのではないかと指感だけで想像が出来ました。 17日の夜7時過ぎにバイトから帰宅するとケージの下のお餌の近くに倒れるようにして居ました。「小梅、小梅、」と呼ぶと反応しました。抱きかかえると私の指を一度強く噛み、既に低体温症状態で懸命にホカロンと手で暖めましたが体温が上がる事はなく、8時頃私の手の中で静かに息を引き取りました。先週インターネットで探したペット霊園で荼毘にふしました。
もう何匹の仔達が旅立っていったでしょう。その度に辛い気持ちになります。 果たして小梅にとってポッコリランドでの日々は過ごしやすかっただろうか? 長い時間苦しまずに逝かせてあげた事だけが救いだったのでは? 引越しがストレスで病気にさせてしまったのでは? などなど考えてしまいます。 またいつもの事ですが、このやりきれない気持ちを分かち合える身近な人はパパしかいません。パパも同様にまましかいません。 同じ家族であっても日ごろモモンガ達と接点のない両親や甥っ子、姪っ子にはあえて話していません。その方がかえって気兼ねせずに居られます。
昨日、ホームセンターの園芸コーナーで「コウメ」と言う種類の胡蝶蘭を見つけ買って来て小梅のケージの前に飾ってやりました。こうして少しずつ自分達の気持ちに整理をつけていくしかありません。
久々の日記が悲しいお知らせになってしまいました。 新型インフルエンザが猛威をふるっています。皆様も十分に気をつけて感染予防なさって下さいね。
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