モコちゃん(♀)の事があって 2002年6月(排泄不能、他に癌の事少し)

 

経過:

4月の終わりにオシッコが出にくくなってシー、シーとふんばっているので心配。

5月の半ばからは殆ど出なくなって、おなかが張って苦しそうになり、腐敗臭がする。

お腹の両側に丸いグリグリがあって触るといやがる。

6月の始めに亡くなる。

 

うららさんによると:

モコは、モナと一緒にベビーで買ってきたが、シッポの付け根の色が変わり、両目の上が禿げ青いくらいになった。

ペットショップの話では、ハムスターの餌とミルワームのみの餌で良いと言われた、との事。

(フルーツとは言われなかった)

ポッコリランド:

トトリやピピリの具合が悪い事もあって病院に行った事もあり、先生に聞いてきました。

(先生にはHPには載せるなといわれたのですが。先生ごめんなさい)

医者は勉強だけではダメで、実際の経験が無いと診る事が出来ないと仰っていました。

ひとつの病気は殆ど合弁症を伴うので、それを見分けるには経験を積むしかないと言う事です。

 

で、この度のモコちゃんの件ですが。排泄が出来なくて、お腹が張るのなら

先ず、レントゲンを撮ると原因が分かり、

1.腹水→さらにその原因を調べる。

2.メスなら子宮蓄膿症の可能性→メス犬のWeb情報が多数。(フクモモでは手術は困難)

3.尿路結晶→以下

以上の3つの可能性が取敢えず考えられるそうです。

(黒い下痢は胃から上の消化器からの出血の可能性がある)

 

尿路結晶に就いて。 (尿路結晶をWebで調べると、年寄りの猫の記事が多いようです。)

尿がアルカリ性になり、その中に結晶が析出して尿路を傷つける。これに拠って血尿が出て見つかる場合が多い。

さらに進むと結晶が尿路を塞ぎ排泄が出来なくなる。

フェレット位の大きさなら、カテーテル管を通して尿を抜くことが出来るが、フクモモの大きさでは無理。

従って、針で膀胱から直接尿を採り、顕微鏡で結晶が観察されたら、ある程度尿を抜き

結晶を溶かす薬を注入して尿路を確保して、治療をはじめるとの事です。

いずれにしても早いうちにレントゲン検査をするべきとの事です。

 

治療:

漢方で使う酢を薄めて飲ませる(濃いといやがって飲まないから)。

これで、体質をアルカリ性から弱アルカリ性〜中性にすることが出来る。

ハムスター・リス・犬・猫などに実際にやっているが、かなりの効果があるそうです。

また、犬・猫には治療用の専用フードがあるそうです。

英語のHPに、飲み水に少量のリンゴ酢を加えてやる、と言うのもあります。

 

その他:

先生は、モコちゃんは血縁が濃かったのかも知れないと言われていました。

あと、癌にも話しが及びました。

アガリクスの色々ある中に 岩出101株と言うのがあります。

色々市販されているアガリクスの中で、唯一これだけは効果があるというデータが出ているそうです。

先生が実際に使ってみたところ、

ハムスターのお腹の癌の進行が止まったり、フェレットの口の中の癌が消えたそうです。

「但し、お金が掛かるけどね」と、仰っていましたが犬等の大きさなら兎も角、

フクモモの大きさでは、そんなには掛からないでしょう。

 

感想:

ポッコリランドでは頼りになる獣医の先生が近くにいて、これは運が良かっただけです。

地域に拠っては、近所に小動物を診てくれる獣医がいない。これが問題です。

それと勇気のある獣医が必要だと感じました。

何度も病院に掛かって感じたのは、フクモモが有袋類だとか小動物である事は関係なく、

罹る病気は、人も犬も猫も動物はみんな同じで、治療も基本は同じだと言う事です。

獣医の間に連絡網を、作って貰えたらと思っています。




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