暑さ対策について 2007/07

◇ ケージの位置 ◇

まずケージを置く場所ですが、当たり前のことで窓の近くは危険です。
高さも当然上のほうは暑いですから腰の辺りの高さが望ましいです。

カバーを掛けているなら風通しの良いものを選びます。

◇ 対策 ◇

「エアコンを設定して連日連夜一日中運転し続ける。」
これなら考えることはありませんが経済的な問題が影を落とします。
うちではエアコンを28℃弱風にして14:00から動くようにタイマーをかけて出かけています。
(エアコンはつけたり消したりしないほうが電気代がかからないともいわれています)
肝心なのは扇風機です、よどんだ室内に空気の流れを作ってやらないといけません。
強くなったり弱くなったりするモードの弱風で「直接風が当らない方向」にむけて出掛けます。

フクロモモンガも汗はかきませんが、ベビーが暑い時には手のひらを舐めて体温を下げるという記事があったので参考になるかもしれません。

昔、飼い始めた頃はみんな元気にすごしていたので、窓を少し開けて扇風機だけで出掛けていました。
その頃トラブルはなかったのですが、たくさんの別れを経験したらすっかり臆病になってしまいました。

◇ 温湿度計 ◇

3000円くらい(2017では1000円くらい)で温度と湿度が測れて、一日の「最高温度と最低温度」「最高湿度と最低湿度」が記録されるものが市販されています。
ケージのそばに置いておくのですが、これを見ると、お昼のポッコリランドの状態は上に書いた対策でまかなえているようです。

◇ 熱射病 ◇

熱射病は体の中に熱が溜まって体温が上がってしまい体の機能が損なわれます。
万一そうなったらすぐに病院に連絡してどうすれば良いか聞いて連れて行きます。
(病院に電話することで飼い主の気分も少し落ち着きます)
体温を下げるために体を冷やしますが、いきなり氷漬けは危険です。
涼しい所へ移し体を濡らして扇ぐ、冷たいタオルで包むなどのゆっくりした方法をとります。
ポカリやスポーツドリンクなどの機能性飲料を与えて体の水分を補います。
とりあえず出来ることは機能性飲料を与え、ゆっくり体を冷やすことです。
人間なら手足のマッサージなどしますが、涼しくして何とか病院にたどり着くことが大切です。