暑さ対策について


5月の爽やかな時期を過ぎて、6月のジメジメした蒸し暑い時期になったら気をつけてやらないといけません。
熱射病のトラブルはいくつもありました。
フクロモモンガはある程度暑さには強いと言われますが、快適にして余計なトラブルは避けるべきです。
室温30℃以下湿度60%以下を目指します。
ケージの位置 まずケージを置く場所ですが、当たり前のことで窓の近くは危険です。
高さも当然上のほうは暑いですから腰の辺りの高さが望ましいです。

カバーを掛けているなら風通しの良いものを選びます。
 
対策 「エアコンを設定して連日連夜一日中運転し続ける。」
これなら考えることはありませんが経済的な問題が影を落とします。
うちではエアコンを28℃弱風にして14:00から動くようにタイマーをかけて
出かけています。
肝心なのは扇風機です、空気の流れを作ってやらないといけません。
勝手に強くなったり弱くなったりするモードの弱風で「直接風が当らない方向」に
むけて出掛けます。

フクロモモンガも汗はかきませんが、ベビーが暑い時に手のひらを舐めて
体温を下げるという話があります。

昔、飼い始めた頃はみんな元気だったので、
窓を少し開けて扇風機だけで出掛けていました。
トラブルはなかったのですが、
これだけ見送ったらすっかり臆病になってしまいました。
 
温湿度計 3000円くらいで温度と湿度が測れて、
一日の「最高温度と最低温度」「最高湿度と最低湿度」が記録されるものが
市販されています。
これを見ると、お昼のうちの状態は上に書いた対策でまかなえているようです。
 
熱射病 熱射病は体の中に熱が溜まって体温が上がってしまい体の機能が失われます。
万一そうなったらすぐに病院に連絡して指示を仰いで連れて行くべきです。
体温を下げるために体を冷やしますが、いきなり氷漬けはいけません。
涼しい所へ移し体を濡らして扇ぐ、冷たいタオルで包むなどのゆっくりした方法をとります。
ポカリやスポーツドリンクなどの機能性飲料を与えて体の水分を補います。
とりあえず出来ることは機能性飲料を与え、ゆっくり体を冷やすことです。
人間なら手足のマッサージなどしますが、
涼しくして何とか病院にたどり着くことが大切です。
 
2007/07
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